当センターは、新型コロナウイルスのスクリーニング検査や変異株解析を行うとともに、新型コロナウイルスの検査方法の研究開発も行います。
これら業務には、臨床検査技師の国家資格を持つ大学院生が共に従事することで、高度医療専門職業人を育成します。
安全・安心な生活を送るために
センターでは、行政、教育機関、企業を対象に
健康で安全・安心な生活・活動の維持を目的とした
みなさまの新型コロナウイルスPCR検査依頼の予約を受け付けております。

- 検査予約には事前登録が必要です
-
当センターで初めて検査予約を依頼する方や詳細については、「初めての方へ」をご覧ください。
熊本大学大学院生命科学研究部附属生体情報研究センターでは「ウィズコロナ時代の新たな医療に対応できる医療人材養成事業」として、本検査で陽性となった解析済みの残余唾液検体を用いて、以下の研究を実施いたします。
1 )新型コロナウイルスの遺伝子配列を調べ、変異株の発生や流行状況について詳しく把握します。
2 )変異株のウイルスとしての性質(増えやすいウイルスかどうかなど)、ワクチン効果の予測、抗ウイルス薬への効果などを調べる事で、より効率的なCOVID-19の予防・診断・治療確立に貢献するデータを集めます。
本学では、生命科学・医学系研究に協力してくださる方々(以下、研究対象者)の利益と安全を守り、安心して研究に参加していただくように心がけています。生命科学・医学系研究を実施する場合は、事前に、担当の研究者が研究内容を十分に説明し、その主旨を研究対象者になっていただく皆さまにしっかりと理解していただくように心がけています。
本研究の説明を聞かれ、研究参加に同意される場合は、同意書に署名をして、担当の研究者にお返しいただきます。研究対象者になっていただく皆さまには、生命科学・医学系研究の実施に同意しない権利も保障されています。同意されなくても、また一旦与えた同意を撤回されても不利益を受けることは一切ありません。
また、当該の研究計画は熊本大学大学院生命科学研究部等「人を対象とする生命科学・医学系研究」倫理委員会(疫学・一般研究部門/臨床研究部門)で審査され、その承認を受け、熊本大学大学院生命科学研究部長/熊本大学病院長の許可を受けています。
本検査で陽性と判断された研究対象者のみなさまには担当の研究者より、連絡をさせていただきます。研究対象者のみなさまの残余唾液検体を新型コロナウイルスの遺伝子配列の解析に利用させていただくとともに、医療機関での診断結果及び、投薬内容、ワクチンの接種歴(種類、回数、接種日)の情報をご提供いただきます。